今日も、昨日に続いてのかまくらの準備作業。
お天気にも恵まれて、素晴らしい北アルプスを眺めながらの作業です。
頑張って掘ったかいもあって、穴掘りはほぼ完成。
残るは、、修正や装飾といった調整です。
ふと見ると、囲炉裏を入れる予定のかまくらの上に、1人の男。
別に悪さをしてるわけではありませんが、何か鉄の棒を持って、グリグリ。
そのかまくらの中では、もう1人の男が、
こちらは部下らしき様子。なにをしているのやら・・・・・。
囲炉裏を入れるかまくらは、天井に穴を開けます。
この穴が、重要!!
役目その1
煙抜きです。
囲炉裏では炭が起こしてありますから、換気のための穴が必要です。
役目その2
風通し。
これが、意外に知られていない役目。
囲炉裏で火が起きていれば、その熱でかまくら内部の表面がとけます。
夜に、火を消したあと、天井に穴があることで、風通しがよくなって、かまくら表面の水分が、氷点下の気温で、再度しっかりと凍り付きます。
おかげで、かまくらは頑丈なまま。
これが中尾のかまくらがしっかりしている理由の1つ。
1日の仕事の最後には、かまくらから出た雪や氷の処理。
これをきちんとやらないと、会場がガタガタになって、皆さんが歩きにくくなりますからね。